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買った商品で顧客にラベルを付けて配信する

マグカップを買った人だけにメールを送りたい。以前はセグメントでカテゴリを選べば宛先の一覧ができました。その絞り込みがなくなり、残ったのは顧客を一人ずつ開いて購入履歴を読む作業です。

サイトが今も自前でできることを確かめてから、すでにいる購入者全員にラベルを付け、キャンペーンの宛先にするまでを順に見ていきます。

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消えた絞り込み

Wix の公式フォーラムに 2026 年 5 月 15 日、Email Marketing を有料で使っている英国のショップがこう書きました。"the ability to filter out specific products bought has been removed completely and we therefore have no other method other than to manually search each individual customer"。以前は目的のカテゴリの商品をすべて選んで一覧を作っていて、手間はかかるものの欲しい宛先に近いものができたそうです。

今できるのは、連絡先を一件ずつ開いて購入履歴を確かめ、買った人だけにチェックを入れることです。顧客が数百人なら半日かかり、翌月にもまた半日かかります。

その結果、送らないメールが出てきます。再入荷の案内も、一緒に使う商品の紹介も、宛先づくりで止まってしまいます。

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サイトがすでにできること

まずラベルです。Wix のヘルプは、顧客と自分のビジネスの関係で連絡先をまとめる仕組みだと説明しています。連絡先を絞り込むのにも、複数の連絡先へまとめてキャンペーンを送るのにも使います。サイトには最初から Customers と Contacted Me の 2 つがあり、どちらも削除できません。

キャンペーンの宛先は、全連絡先・購読者・セグメント・ラベル・個別の連絡先から選びます。ラベルで送るには "Who are you sending this email to" で Target group を選び、Labels の下の + Add Label を押し、使うラベルにチェックを入れて Choose Labels を押します。つまりラベルはすでに宛先です。足りないのは、正しい人に正しいラベルを付ける側です。

セグメントが使う条件は、市区町村・国・メールといった連絡先の属性と、購入回数や最終購入日といったサイト上の行動です。何回買ったかはあります。何を買ったかはありません。

オートメーションでも一部はまかなえます。Add a label というアクションがあり、注文が入ったときに動く order placed のトリガーがあり、注文に特定の商品が含まれるときだけ先へ進む条件も付けられます。条件ひとつで選べる商品は 50 点までです。カテゴリ単位にしたい場合、同じスレッドでの Wix スタッフの答えは独自コードでした。注文にそのカテゴリの商品があればラベルを付けるオートメーションを、カテゴリごとに用意するという内容です。すでにいる顧客については、同じ答えが "might need a little work to backfill the labels" と述べ、過去分をさかのぼる機能は予定はあるが時期は言えないとしています。

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キャンペーンに使えるラベルまで 3 ステップ

Customer Labels by Purchase は私たちが作ったアプリです。ダッシュボードの中の 1 ページで、仕事は連絡先にラベルを付けることです。メールを送るのは今までどおりサイトのキャンペーンです。

  1. インストールして最初のスキャンを待つ

    設定も接続もありません。インストールした時点で、サイトにすでにある承認済みの注文をすべて見て、注文した人にラベルを付けます。注文 525 件のテストサイトで 31 秒でした。ホーム画面には、ラベルの数、ラベルが付いた購入者の数、直前のスキャンが見た件数が並びます。注文はストアが承認した時点から数えます。代金引換のように後から受け取る注文も含み、保留・拒否・未完了の間は数えません。

    ラベル 8 件・購入者 4 人の集計、Scan again ボタン、ラベル一覧、ルールのカード 3 枚が並ぶ Customer Labels by Purchase のホーム画面
  2. 何にラベルを付けるか決める

    ルールは 3 つです。Label by category は最初からオンで、買った商品が属するカテゴリごとに Bought: Ceramics のようなラベルが付きます。その下の Include parent categories も一緒にオンなので、マグカップを買えばその上のカテゴリも付きます。Label every buyer も最初からオンで、注文を完了した人には Customer が付きます。Label by product はオフで始まります。商品ごとにラベルを作るとすぐ増えるうえ、連絡先が持てるラベル数には上限があるからです。オンにすると Bought: Ceramic Vase のように商品ごとに付きます。ルールを変えると新しい注文から効き、すでにある注文にも効かせるには Scan again を押します。

    カテゴリのルールがオンで下に Include parent categories のスイッチが見え、商品のルールは OFF バッジ付きでオフになっている What gets a label カード
  3. ラベルを宛先にしてキャンペーンを送る

    Email Marketing → campaign → Recipients → + Add Label でそのラベルを選ぶだけです。書き出しも取り込みもありません。ふつうの連絡先ラベルなので、連絡先の詳細にも表示され、ラベルを読む他の機能からもそのまま使えます。アプリの一覧には、ラベル名と、それが商品かカテゴリか、そのラベルをアプリが付けた購入者の数が並びます。

    キャンペーンの宛先でラベルを選ぶ経路が上に書かれた Your labels カードと、ラベル名・対象・そのラベルが付いた購入者の数が並ぶ一覧
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アクティビティログに残るもの

アプリの判断は 1 行ずつ残ります。付与・見送り・失敗と、時刻、注文番号、購入者の連絡先 id の末尾 6 文字、ラベル名です。

見送った行には理由が文章で入ります。いちばん多いのは会員登録なしの注文です。連絡先がないので付ける先がありません。その注文も消えずにログへ残るので、注文数とラベルが付いた人数の差はその場で説明が付きます。

失敗は、4 回試してもサイトが変更を受け付けなかった場合です。その行の Try again を押します。同じラベルを二度付けることはないので、スキャンをやり直しても、再試行しても重複は出ません。

手で外したラベルは戻りません。Scan again でも、その人の次の注文でも戻しません。アプリは一人に一度付けたらそのあとは触らないので、連絡先に残っているのは運営者が決めた状態です。

ひとつの注文の購入者にラベルが 2 件付いた行と、会員登録なしの注文が理由付きで見送られた行が続くアクティビティログ
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料金と、やらないこと

無料はラベル 25 件と月 100 件の注文までです。どちらもホーム画面で数えています。どちらかを超えると新しい注文は見送りとして記録され、ラベルは付きません。自動で請求されることはありません。プランを上げて Scan again を押せば、見送られた注文にはすべてラベルが付きます。

Standard は月 $2.99、年払いなら月 $2.24 で、14 日間の無料体験が付きます。

やらないことも決めています。メールは送りません。セグメントも作りません。カタログにも注文にも手を入れません。読むのはストアの注文だけです。保存するのは注文 id と注文番号、連絡先 id、ラベル名、時刻で、氏名・メールアドレス・住所・決済情報は保存しません。ログの行は 90 日後に消え、アプリを削除してもラベルは連絡先にそのまま残ります。

ラベル 25 件中 8 件、今月の注文 100 件中 11 件、無料プランの行と Scan again ボタンが並ぶ利用状況カード
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よくある質問

いくらですか。

ラベル 25 件と月 100 件の注文までは無料です。Standard は月 $2.99、年払いなら月 $2.24 で、14 日間の無料体験が付きます。決済は App Market が処理します。

すでにいる顧客にもラベルは付きますか。

付きます。インストール直後に 1 回ひとりでにスキャンし、その後は Scan again でいつでも実行できます。止まった続きから進み、すでに判断した注文を数え直さないので、やり直しても無料枠は減りません。

会員登録なしの注文はどうなりますか。

連絡先がないため見送られ、理由がログに残ります。同じ人が後でアカウントを使って買えば、その注文でふつうにラベルが付きます。

商品名を変えたらラベル名も変わりますか。

変わりません。ラベルは作られたときの名前を持ち続けます。キャンペーンが指しているのはその名前なので、名前に合わせて変えると宛先が静かに変わってしまうからです。

アプリを削除したらラベルはどうなりますか。

連絡先にそのまま残ります。ラベルは運営者のもので、消したいときは連絡先から消します。消えるのは私たちが保存していた側、つまりアクティビティログとルール、集計です。

返金はできますか。

体験期間中に解約すれば請求はありません。請求後は、その請求日から 14 日以内にご連絡いただければ全額返金します。年払いを途中で解約した場合は、残っている満月分を返金します。それ以降に解約した場合は、支払い済みの期間が終わるまで使えて、その後は無料プランに戻ります。

Wix App Market で Customer Labels by Purchase を見る

Wix App Market で Customer Labels by Purchase を見る